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愛するの意味と愛される方法

■自分と他人を愛する違い/愛するという事/気持ち/人を愛する人へ/人生/人間関係/恋愛/婚活/結婚/仕事


「愛する」の意味と「愛される方法」


バス男「この人は、いい歳して・・恥ずかしい人だな。」

バス子「バカねぇ。これは、子供向け番組だから、あの人は仕事として~~♪~~♪って言いつつ、リズムの乗りながら、笑顔で折り紙を切っているのよ。」

バス男「えぇ?」

バス子「もう。バカなことに時間を浪費してないで、仙人の【「愛する」の意味と「愛される方法」】の話でも、聞いてくれば?」

バス男「仙人様の【「愛する」の意味と「愛される方法」~自分にだけ向けられがちな愛を他者へと広げる~】の話かぁ。」







~自分にだけ向けられがちな愛を他者へと広げる~

1.愛するの意味と愛される方法

①とあるスーパーの店内にて

■平日の昼下がりのスーパーにて。
買い物カゴを持ち、店内をまわっていると、(鴨だしの)カップ麺が安売りされていたのでした。
値段的には、かなり‘お買い得’のようにも思えたのですが、購入は躊躇してしまったのでした。


「鴨か~。うーん・・・」
私は以前、{鴨を生け捕りにし捌き、鴨鍋を作る}という行事に参加したのでした。

その行事では。
‘異変’を感じ、怯えて逃げ回る鴨を、無理やり捕まえ、足と羽を縛りトラックに入れ搬送し・・その後、紐で逆さにつるし、生きている鴨をそのまま包丁で捌いていく、、、そういった作業を、することになったのでした。


鴨を無理やり捕まえる作業を行う時、鴨を近くで見てみると・・鴨は可愛い顔をしているのでした。
そして、捕まえられることに対して、とても怯えた目をしていたのでした。

「こんな可愛い鴨ちゃんを、今から、生きたままの状態にて、包丁で捌いていく??」
何度も心の中で{もう嫌だ!}と思いつつも、、、しかし作業は淡々と行われていったのでした。

その経験以来。
鴨を食べるのが、少しおっくうになっているのでした。昔は鴨のソバや鴨鍋が大好きだったのに・・。


それまで私は、鴨を‘食べモノ(それは‘生きとしいける命ある生き物’として、ではなく‘モノ’であるかのように・・)’として見ていたのでした。
私には鴨が、モノとして見えていたため、当然のように食べていたのでした。‘モノ’は、人間が利用する‘もの’だからでしょうか。

しかし、{鴨を生け捕りにし捌き、鴨鍋を作る}を経験したことで、{鴨}に対して、また{鴨が食肉となるまで}に対して、理解が深まることになり、鴨に対する「見方」が変わり・・私の中で鴨が、‘食べモノ’から‘同じ日本に、同じ地球に住む、仲間であり同胞’へと、少し変わってしまったようなのでした。

‘モノ’は、人間が利用する‘もの’であるのですが、‘同じ日本に、同じ地球に住む、仲間であり同胞’は、自分のために利用する‘もの’ではないため、食べるのに気がひける・・。

鴨に対する理解が深まり、鴨に対する「見方/見え方」が変わったことで、鴨自体は変わっていないのに、鴨に対する感じ方も、自分の行動も変わってしまったところが、あるようなのでした。


~{相手を深く理解すること/相手を深く理解しようと努めること}で、相手の「見方/見え方」が変わるため、自分にだけ向けられがちな愛が、相手へと広がっていくことに繋がる~


安売りされている(鴨だしの)カップ麺を眺めていると、以前の職場での出来事が思い出されたのでした・・。



②自分を愛する/他人を愛する~愛するの意味と愛される方法~
■職場には、いつもピリピリした雰囲気を醸し出しながら、1人でプンプンと怒りながら働いている男性(Aさん)がいたのでした。

そのためAさんが職場にいるだけで、職場内は、緊張感が張り詰めることになっていたのでした。


「Aさんって、迷惑な存在だよね。こっちとしては、その‘ピリピリした雰囲気’は、迷惑なんだよ。私の辛い立場も、考えてよね。」
私はそう思っており、内心、Aさんのことを嫌っていたのでした。

Aさんは、1人で勝手にプンプンと怒っていて、自分勝手すぎる!と、感じており、Aさんを見てはイライラしていたのでした。

そして、Aさんに対して、私と同じように思っている同僚も、少なくないようでした。


・・そんなある日、出張を命じられることになったのでした。
その出張は、数名で行く出張であり、なんとメンバーの中にAさんも入っていたのでした。

「うわ~、最悪。Aさんも出張に行くのか。嫌だな~。(出張の時にまで、あの‘ピリピリした雰囲気’の中で、時間を過ごすなんて・・)」
行く前までは、そう感じており、憂鬱な出張ではあったのですが、いざ出張に出てみると。

出張と言っても、それほど重要な仕事はなく、出張の最中、皆、穏やかな雰囲気だったのでした。
そして意外なことにAさんも、とても穏やかな雰囲気だったのでした。

Aさんは、とても優しくて、出張の最中、いつも笑顔で楽しそうにお喋りをしており、、、内心、ビックリしたのでした。
「え?いつもとキャラ違いませんか?」とすら言いたいほど、出張の最中、Aさんは優しく笑顔の多い、素敵な方だったのでした。

出張先での仕事も終わった夜。
皆で、ホテル近くの繁華街へと呑みに出たのでした。

出張先であるし、仕事も無事終わったし・・で、皆、気軽な感じで、私服にて呑みに出たのでした。
人数が少なかったことも関係していたのでしょうか。
その呑みは、職場のメンバーで呑んだものの、とてもプライベートな雰囲気がしたのでした。

お酒の入った、プライベートな雰囲気ある席にて。

職場と違い、穏やかな表情をされ、優しい雰囲気になっているAさんが、お酒で頬を赤く染めながら、微笑みながら、申し訳なさそうに言うのでした。


Aさん→「名無きさん、いつもごめんね。職場では、私がピリピリしていて、仕事をしずらいでしょ?」

→「あ、いえ、そんな・・」

Aさん→「でも、私が緊張感を醸し出して仕事をしないと、あの職場、すぐに皆がだらけるから・・」

→「あ、うーん。確かに言われてみれば・・」


そういった理由から、Aさんが緊張感をもちつつ働かれていたことを知り、、、。
話の話題が、別の話へと移った後も、私の酔っぱらった頭の中では、さきほどの会話についての考えが、繰り返し繰り返し、巡っていたのでした。


その夜、ホテルに戻った後、ベットにて寝転がっていると。

Aさんが、「皆が頼りないから、私がしっかりしないと!」という責任感のもと、あえて、あえて職場で、ピリピリとした緊張感を醸し出しながら働いていた・・ということ。
そして普段の彼は、とても優しい笑顔の多い男性である・・ということ。
そういったことに対する考えが、頭の中で巡り続けていたのでした。

Aさんに対する「見方/見え方」が大きく変わったため、脳が、{Aさんに対する認識の仕方}や{過去のAさんの振る舞いの意味づけ}を、急いで変更し続けていたからでしょうか。


職場でのAさんしか知らなかったため・・
職場での表面上のAさんしか、見ていなかったため・・

Aさんに対して「自分勝手な人だ!」と思い、Aさんのことを一方的に嫌っていた自分のことを反省したのでした。

「今回の出張中、「え?いつもとキャラ違いませんか?」と思ってたけど、いつもと違うキャラになっているのは、職場にいる時の方だったんだ。
彼も普段は、優しい笑顔の多い男性だったんだ。そして責任感が強いから、職場では「皆が頼りないから、私がしっかりしないと!」という責任感のもと、皆から嫌われる覚悟にて、あえて、あえてピリピリとした緊張感を醸し出しながら働いていたんだ。
それなのに、私は彼をいつも心の中で批判していて・・」


私は、他者を理解しようと努めることなく、他者を批判してばかりで、ひたすら自分にだけ関心を向け、「私の辛い立場も、考えてよね。」と、自分のことだけを愛していて・・

普段、自分は、心の中で「誰も、私のことを理解してくれない。愛してくれない。」と、いつも不満ばかりを言っているようにも、思えてきて・・

いろいろな考えが酔っぱらった頭の中をグルグルと巡り続け、なかなか眠れない夜を過ごしたのでした。
(ごめんなさい。本当は「あぁ、眠れそうにない。」と思っていたのですが、酔いちくれていたため、すぐに寝てしまっていました 笑 文章をかっこよく書きたくて嘘をついてしまいました(>_<))


その出張以降。
Aさんに対する「見方」が変わったのでした。
Aさんの、仕事をしている姿の「見え方」が、私の中で変わったのでした。

すると、Aさんの仕事中の態度や雰囲気にイライラしなくなり、逆に、Aさんをサポートしてあげたい気持ちをも、もつようになったのでした。

Aさん自体は、相変わらず、職場ではピリピリとした雰囲気を出しながら働かれており、以前となにも変わっていないのに・・。


「見方/見え方」が変わると、自分の感じ方も、自分の行動も変わる・・。

もう、職場でAさんを見て「私の気持ちも、考えてよね!」とは、思わなくなったのでした。
逆に「職場の規律のために、あえてピリピリとした雰囲気を醸し出していて・・そのせいで、(Aさんの真意や本音、普段の姿を知らない)同僚等から嫌われたりもしていて・・、本当は彼だって、皆から愛されたいだろうに・・。皆が、普段のAさんのことや、Aさんの真意や本音を知ると良いのだけれど・・」とすら、思うようになっていたのでした。


~{他者を深く理解すること/他者を深く理解しようと努めること}で、他者の「見方/見え方」が変わるため、自分にだけ向けられがちな愛が、他者へと広がっていくことに繋がる~


するとAさんが、私に対して、仕事中も笑顔を見せるようになり、優しくなったのでした。

誰しもが、自分のことを理解してくれる相手に対しては、「相手のことも理解してあげたい!」と思う傾向にあり、誰しもが、自分のことを愛してくれる相手に対しては、(無為意識のうちに)‘愛’を感じる傾向にあり・・

そして「相手のことを、どう思っているか?」は、時に、口に出して言わずとも、相手に伝わる場合もあるからでしょうか。


<理解してから理解される/愛するから愛される>
自分から他者を深く理解しようと努めることで、他者を愛し、そして、そうすることで、他者からも理解してもらえた結果、他者から愛されることになる場合も、あるのかもしれない。


誰しもが、自分のことを理解してくれる相手に対しては、「相手のことも理解してあげたい!」と思う傾向にある。
そのため、他者のことを理解しようと努めることは、他者から理解されることにも繋がる。

誰しもが、自分のことを信頼してくれる相手に対しては、(無為意識のうちに)信頼感を覚える傾向にある。
そのため、他者のことを信頼することは、他者から信頼されることにも繋がる。

誰しもが、自分のことを愛してくれる相手に対しては、(無為意識のうちに)‘愛’を感じる傾向にある。
そのため、他者のことを愛することは、他者から愛されることにも繋がる。

そして、他者から「理解されること/信頼されること」は、他者から愛されることに繋がり・・他者を愛することは、他者から愛されることに繋がる。



③人を愛する人へ~愛するの意味と愛される方法~
■「他者を深く理解すること、他者を深く理解しようと努めること。そうすることで、他者に対する「見方/見え方」が、自分の中で変わり、、、「見方/見え方」が変わると、感じ方も、自分の行動も変わる。・・・それは、自分にだけ向けられがちな愛が、他者へと広がっていくから、、、か。」


レジの順番を待ちつつ、以前のことを思い出していたのですが・・。
どうやら、レジ打ちの女性店員が研修中の方であるようで、、、なかなか進まず順番がまわってこないのでした。

私も、他の並んで待っている客も、‘遅いレジ打ち’にイライラしているようでした。


客の立場から、‘店員’として彼女を「見る」と。
「なに!?あの仕事の遅い店員は?」と、イライラ感ばかりが湧きあがってくるのでした。

しかし、あと数時間して勤務時間が終われば、彼女は‘店員’ではなくなり、1人の女性となって家に帰り、友人や家族に「仕事、覚えることが多くて大変!はぁ。今日もミスしてお客さんに怒られたし、疲れたなぁ。今日はね、こんなお客さんがいてね・・」などと話し、休日には客の立場となって、ショッピングなどを楽しみ・・

そのため、勤務時間が終わった後の彼女を生活を(頭の中で)見てみれば、彼女が‘仕事の遅いイライラさせられる店員’ではなく、同じ日本に、同じ地球に住む、仲間であり同胞であることに気がつくことになるのかもしれない。


「そうだよな。彼女は‘店員’ではなく・・・私と同じく、日々に一喜一憂しながら、この日本で自分なりに頑張って生きている1人の人間であり、仲間であり同胞なんだよな。勤務時間が終われば、彼女は‘店員’ではなくなり、1人の女性となって家に帰り、友人や家族に・・・うーん。」
そう考え始めると、他者のことを1人の人間としてではなく‘店員(それは1人の人間として、ではなく‘モノ’であるかのように・・)’としてみて、己の感情のままにイライラをぶつけるのは、間違っているようにも思えてくるのでした。


1見すると‘店員’でしかない彼女のことを・・・深く理解しようと努めたことにより、自分にだけ向けられがちな愛が、彼女へと広がっていったからでしょうか。

レジ清算の順番がまわってきた際。
私は心の中で、「お疲れ様です。ご苦労様です。」とペコペコと頭を下げながら、支払いのために財布を取り出すことになったのでした。
いつもの私なら、「なに!?この仕事の遅い店員は?早く清算してよね!」と、イライラしてばかりなのに・・。


レジ清算が終わった後、食品を袋に詰めつつ、賢者である先生方の真似をしてみることにしたのでした。

「皆、それぞれなりの人生を、私と同じように一喜一憂しつつも、自分なりに一生懸命に生きており、家に帰れば、友人や家族と・・・」
「{全ての人が、同じ1つのチームのメンバー/仲間}であり、誰1人例外なく、みんなが{幸せになって頂きたい大切な仲間}なんだ。」

そう思いながら、後ろを振返ることで、目を少し細めた愛深い笑顔にて店内を見渡してみたのでした。

(大切な仲間である)いろいろな方が、店内にて買い物をされており、(大切な仲間である)店員さんが、忙しそうな中、笑顔で接客をされていました。

そして、一見すると、視界に入るどの人も、単なる他人なのですが。
視界に入るどの人にも、それぞれなりの人生があって、今日だって、良いことがあったり、嫌なことがあったりしていて、家に帰れば、友人や家族と・・・、実家に帰れば、地元の両親や兄弟、親戚、または幼馴染と・・。


店内を眺めていると・・私の中で、暖かくて、優しい感情が、湧きあがってきたように思えたのでした。
{他者を深く理解すること/他者を深く理解しようと努めること}は、自分にだけ向けられがちな愛が、他者へと広がっていくことに繋がるからでしょうか。


「賢者である先生方は、他者に対する深い理解をもちつつ、この世界を見ているのだろうか?」
たまに、目を少し細めた愛深い笑顔にて、この世界を、他者を、眺めているときがあった先生方の‘心のあり方/心の状態’を想像しつつ、その日は家へと帰ったのでした。



~まとめ 愛するの意味と愛される方法~
①他者を愛すること→他者を深く理解しようと努めること

②他者から愛されること→他者から深く理解されること

③他者から理解されるには→まずは自分が、他者を深く理解しようと努めること。「理解してから理解される」

④つまり、他者から愛されるためには・・
自分から他者を深く理解しようと努めることで、他者を愛し、そして、そうすることで他者からも理解してもらえた結果、愛されることになる。

⑤{他者を深く理解すること/他者を深く理解しようと努めること}は、自分にだけ向けられがちな愛が、他者へと広がっていくことに繋がる


~愛するの意味と愛される方法~
<writer 名無き仙人>


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バス男「ふむふむ。愛するの意味と愛される方法かぁ。」

バス子「自分のことも他人のことも、愛する人になっていけるといいな~。」

仙人「自分にだけではなく、他者に対しても興味を向け理解するよう努めることで、愛深い人へとなっていけるよう、精進していけたら良いのぉ。」







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