仕事が遅い人を批判しない

■仕事が遅い人の特徴・共通項・指導/仕事が遅い人の原因と悩みと改善方法/部下/新人/スピード。


仕事が遅い人を批判しない


バス男「うーんもうっ!僕のカルーア・ミルクはまだかぁ!?この店の店員どもは、なんて仕事が遅いんだ。店長を呼びつけて、叱りつけてやらないといけないな。」

バス子「ちょっとぉ、ドリンクは、さっき頼んだばかりでしょ?それに、<僕のカルーア・ミルクはまだかぁ!?>と怒るのって、どうなの?」

バス男「バス子ちゃ~ん。だって僕、カルーア・ミルクが好きなんだもん。テヘ(´⊆`*)ゞテヘヘ」

バス子「もう。バス男さんは仙人の【仕事が遅い人を批判しない】の話、聞いていないの?世界観のことも考慮すると・・」

バス男「え?仙人様の【仕事が遅い人を批判しない】の話?」

バス子「うん、仙人が言うにはね・・」







~この世界は、互いに‘遅い人’を批判し合う恐い世界?~

1.仕事が遅い人を批判しない

①近所のスーパーにて

■「あ~もうっ。そんな丁寧にカゴに入れなくて良いから、急いでくれよ!」

1人前の客の、商品のレジ打ちしている男性店員は、見慣れない顔であったため、研修中の新人であるように思えた。

私は所用で急いでいたこともあり、(近所の)スーパーのレジで待たされていることに、イライラしていた。

私の順番がきたら「丁寧に入れてくれなくて良いので、急いで下さいますか!?」と言ってやろうか?

イライラしつつ、そんなことを考えていると、ふっと、以前の記憶が思い出されたのだった。



②世界観との関係 ~仕事が遅い人を批判しない~
■私は、前を走る遅い車にイライラしながら、目的地へと車を走らせていました。
約束の時間には、ぎりぎり間に合う!と思っていたのに、前を走る遅い車のせいで、目的地に到着するのが遅れそうになっていたのでした。

「いや、それがですね、本来ならば間に合うハズだったのですが、前を走る車が、どういうわけか?異常に遅く・・そのせいで、私も最善を尽くしたのですが、、、すみません。到着が遅れてしまいました。」
頭の中で、遅刻を批判されることに対する‘言い訳’を必死にしながら、、、

「前を走る車の運転手は、なに考えてるんだよ!?自己中すぎるよ!後ろの車が急いでいることに気がつけよ!道を譲れよ!もっとスピードを出せよ!」
頭の中で、前を走る車の運転手を、批判しながら、、、スピードを出し、車間を詰めてみたりもしながら、私は、イライラ・イライラしながら、目的地へと車を走らせていました。



「うーん。そういえば、そういったこともあったな。そして、自分がそんなことをするから・・・」
私はいつも、自分が急いでいる時には、レジ店員でも、前を走る車の運転手でも、自分の自己都合のままに「もっと急げよ!」と心の中で批判していたのでした。

そして、自分がそうだから、自分が、そのようなことをし続けるからこそ、いつしか私は「周りの人も、自分の自己都合のままに「もっと急げよ!」と、他者のことを批判している(ハズだ!)」と思い込むようになっており・・

そのせいで、私の世界観は「この世界は、互いに‘遅い人’を批判し合う恐い世界」となっており、そのため私はいつも、相手から批判/非難されないように!と、周りの目を過剰に気にしつつ、ビクビクしながら‘急ぎ’ながら、生きているのでした。

また、‘遅い’と批判/非難される!と思い込んでいるからこそ、自分が‘遅く’なってしまった時には、批判に対抗するために、自己防衛として‘言い訳’ばかりを、考え続けることになっているのでした。

だから私の脳内では、店舗に向かう最中、「いや、それがですね、本来ならば間に合うハズだったのですが、、、」などの‘言い訳’が途切れることなく、永遠に行われ続けることにも、なっていたようでした。


この傾向は、ゴルフコースでも、見られるのでした。

ゴルフコースでは、3~4人が1組となり、1組ごとに、合計18のコースを、1コースづつまわっていくため、、、前の組が進まない限り、次の組は待たされ続けることになるのでした。
そのため通常は「後ろの組を待たせることになってはいけないから」ということで、なるべく早いペースで、ゴルフコースをまわるよう努めることになるのです。特に、ゴルフ場が混んでいる休日などは、その傾向が強くなります。


・・私はゴルフ場にて、過剰に後ろの組のペースを気にしていたのでした。
「早くコースをまわることで、後ろの組を待たせないようにしなきゃ!」と、心の中で焦りつつ、ゴルフを行っていました。
まるで、なにか、見えない敵に追われているかのような・・そんな感覚でも、あるのでした。

それは、私が、前の遅い組を、批判していたからでもあったのでした。
私は、前の組のペースが遅く、待たされることになった時には「前の組の人達は、なに考えてるんだよ!?自己中すぎるよ!後ろの組が追いついていることに気がつけよ!早くコースをまわるよう努めろよ。さっさとボールを打て!」などと、自己都合のままに批判し続けていたのでした。

そして自分が、そのようなことし続けているからこそ、私は「皆も、私と同じように、前の遅い組のことを批判している(ハズだ!)」と、過剰なほどに思い込むことになっており、だからこそ「早くコースをまわることで、後ろの組を待たせないようにしなきゃ!(でないと、批判される!」と恐れ、心の中で焦りつつ、ゴルフを行うことになっていたのでした。



「私は、己の自分勝手な振る舞いのせいで、負の世界観をもつことになり、その結果、自らが苦しみ続けることになっているのかもしれないな・・。にも関わらず、、、」

あの日、「早くコースをまわることで、後ろの組を待たせないようにしなきゃ!(でないと批判される!」と恐れ、心の中で焦りつつ、ゴルフを行っていた私は、{急がなきゃ!(批判される)}と無意識的に思うから、慌てるせいでミスをすることになり、何本かあるうちのゴルフクラブの1本を、コース上に置き忘れて、きてしまったのでした。

「あぁ、最悪。ゴルフクラブが1本なくなっている。どこかに置き忘れてきてしまったんだ・・。しかも、いつの間にか、後ろの組に追いつかれてしまっている。急がなきゃ!(批判される)」
ゴルフクラブを失ったことを悔やみつつ、私が急いでゴルフボールを打とうとしていると、、


「すみませ~ん。このクラブ、違いますかぁ?」
そう、声が聞こえてきたのでした。

振り向くと、後ろの組の方が、私のクラブをもっているのでした。

「おいおい?コッチを待たせるうえに、さらにゴルフクラブの世話までさせやがって。どういうつもりだ!?なに考えているの?貴方、もしかしてゴルフ初心者?どうでも良いけど、急げよ!」などと、私の頭の中では声が聞こえてくる中、慌てて走り寄り、「すみません!ありがとうございます!」と言いながら、恐る恐る、後ろの組の方の顔を覗いてみると・・

そこには、「コレ、前のコースに置き忘れていましたよ~(^_^)」と、満面の笑みで私にクラブを手渡して下さる男性の顔が見えたのでした。



結局、私は、自分自身が作り出していた負の世界観の中で、1人、批判と闘い続けていたのでした。
「おいおい?コッチを待たせるうえに、さらにゴルフクラブの世話までさせやがって。どういうつもりだ!?なに考えているの?貴方、もしかしてゴルフ初心者?どうでも良いけど、急げよ!」などの声は、他人から聞こえてくる声ではなく、私がいつも、他人に対して言っている声だったのでした。
その声が、逆の立場になった時には、自分に向けられることになっていた・・。

また、{なにか、見えない‘敵’に追われている感覚}も、結局、<見えない敵>は、自分自身の、他者に対する日ごろの{行い/振る舞い}が、作り出していた‘敵’でもあったのでした。
自分が普段、心の中で、他人のことを「遅い!」などと責め続けているから、、、そのようなことをしているから、逆の立場になった時に、今度は、その‘責め「遅いよ!なに考えているの!?」’が、自分自身に向けられることになっていた・・。



そして、そういえば、あの時も結局・・・
頭の中で、「いや、それがですね、本来ならば間に合うハズだったのですが、前を走る車が、どういうわけか?異常に遅く・・そのせいで、」などと遅刻を批判されることに対する‘言い訳’が、頭の中で繰り返されている中、恐る恐る目的地に着いてみると。

「大丈夫だった?遅かったから、心配したよ~(^_^)」と、満面の笑みで私のことを迎えていれて下さる方々が待っていて下さったのでした。




・・私は、いつもそうだったのでした。
私は、自己都合で、好き勝手に他人のことを「遅い!なに考えてるの!?」などと、批判し続けているのに・・自分が他人のことを、好き勝手に、自己都合で批判し続けるせいで作られることになっていた己の負の世界観の中で、1人、闘い続けているのに・・

そんなことをし、他人様に迷惑をかけながら生きている私なんかのことを、いつもそっと、素敵な人たちが支え続けてくれていたのでした。


~1人よがりで、自分勝手で、他人に迷惑をかけ続けている私なんかのことを、いつもそっと、素敵な人たちが支え続けて下さっている~



③仕事が遅い人を批判しない

■「ふぅ~。もう、他人を批判するのは辞めよう・・」
レジで待たされていることにイライラしていたのですが、「もう、これ以上は、あのような‘生き方’は辞めよう」と思い、ふぅ~と息を吐き出し、気持ちを切り替えることにしました。

{もしかしたら、自分も、間違っているのかもしれない。自分だけが、正しいのではないのかもしれない}などの‘謙虚さ’が欠如している私は、きっと、自分で気がついていないだけで、未だに、1人よがりな、自分勝手な振る舞いにより、知らず知らずのうちに、所々で、他人様に迷惑をかけているのだと思う。

にも関わらず!
そんな、1人よがりで、自分勝手で、他人に迷惑をかけ続けている私なんかのことを、私が気がついていないだけで、昔も今も、そして今後も、いつもそっと、素敵な人たちが支え続けて下さっているのだと思う。


「せめて、出来るところから、恩返しをしていかないとな~」
レジをされている店員の方に対して、イライラ感をぶつけるのではなく、「今日はお客さんも多いし、急がしそうで大変そうですね!お疲れ様です。」と、愛のある理解を示そうと、自分なりに頑張ってみました。
本当は急いでて、イライラしてたけど!(≧ヘ≦) ムゥ

私は未熟者であるため、心からそう、思うことは出来なかったのですが、それでも、そうやって、愛のある振る舞いを続けようと努めることは、他者のお役にも立てることなのかもしれませんし、、、自分自身の世界観を、愛の深い世界観へと、浄化していくことにも繋がるのかもしれません。

自分がそうすれば、自分がそうだからこそ、「皆も、他者に対して愛深い対応をする(ハズだ!)」と、いつしか思い込むようになっていき、そのことは、己の世界観が「この世界は、(自分と同じように)皆が互いに、相手への愛ある理解を示しあっている、愛深い幸せな世界ヽ(‘ ∇‘ )ノ ワーイ」となっていくことに、繋がっていくのだと思う。



「今日は、心からの{愛のある理解を示す}は出来なかったけど・・でもまあ、気がつき、実行を試みただけでも、前進だよね。」
そんなことを思いつつ、カゴの中にある食材を袋に急いで詰めて、、、急ぎ足で、店外へと出ていきました。

スーパーを出ると、冬の冷たい風が・・いつもなら、{不快}として感じられる冷たい風が、なぜか、心地良く感じられたのでした。

それは、普段はイライラを、店員の方にぶつけてしまうのに、今日は、自分なりにはコントロールできた~!という、嬉しい気持ちが影響していたからでしょうか。
それとも、1人よがりで、自分勝手で、他人に迷惑をかけ続けている私なんかのことを、私が気がついていないだけで、昔も今も、そして今後も、いつもそっと、素敵な人たちが支え続けて下さっているのだ!と、{初心/謙虚さ}を思い返すことができ、感謝の気持ちを取り戻せたからでしょうか。

その日は、少し満足げに微笑みつつ、早歩きで家へと帰ったのでした。




★今回の教訓★
・教訓① ~仕事が遅い人を批判しない~
→「遅い!なに考えているの!?」などと、(仕事/動作/車の運転等)‘遅い’と思われた他人のことを批判していると、自分の世界観が「この世界は、互いに‘遅い人’を批判し合う恐い世界」となっていき、後々、自らが苦しむことにも、なるのかもしれない。

・教訓② ~仕事が遅い人を批判しない~
→自分が気がついていないだけで、もしかしたら、自分も、知らず知らずのうちに、所々で、他人様に迷惑をかけているのかもしれない。

・教訓③ ~仕事が遅い人を批判しない~
→そんな自分のことを、自分が気がついていないだけで、昔も今も、そして今後も、いつもそっと、素敵な人たちが支え続けて下さっている!


~仕事が遅い人を批判しない~
<writer 名無き仙人>





バス男「・・やっぱり、店員さんに文句を言うのは辞めよっと。」

バス子「仕事が遅い人を批判しないことで、自分自身の世界観が素敵なものになっていくのかもしれないわね。」

仙人「互いに、相手への愛ある理解を示しあっていけると良いのぉ。」







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