決算と株価の読み方

■株式投資の決算予想の仕方と株価の予想/企業の四半期決算を元に株価の動きを読み解く/決算で上がる下がる


決算と株価の読み方


バス男「おぉ、相場の神よ。どうして僕をそんなにイジめたがるのだ!?」

バス子「ちょっとバス男さん。なに独り言いってるのよ、どうしたの?」

バス男「バス子ちゃ~ん。僕はせっかく、好決算が発表されるであろう銘柄を仕込み買いしててね、、、そして昨日の引け後、実際に好決算が発表されたのに!それなのに、株価は今日、前日比-7%も下がっているんだよ。どう思う?おぉ、相場の神よ~~」

バス子「あれ、バス男さんは仙人の【決算と株価の読み方】の話、まだ聞いていないの?」

バス男「仙人様の【決算と株価の読み方】の話?」

バス子「うん。仙人が言うにね・・」







~「想定とのギャップ」と「織り込みずみ」が鍵~

1.決算と株価の読み方

①決算銘柄取引の失敗談

■「あぁ、やってしまった。そうだった。決算発表銘柄は・・」

先週末の金曜日。
日経平均株価は、その週での「上げすぎ」の反動により、午前中で既に100円以上下げており・・・「週末売り」によって、14時台に下げ幅を拡大していき、15時前には200円以上と大幅に下げていたのでした。

200円以上も大幅に下げている日経平均株価を見て、「ここは、押し目買いのチャンス!」とばかりに、大引け前に{仕込み買い}を入れていったのでした。

そして今日、月曜日。
日経平均株価は、先週末の金曜日に売られすぎた反動により、朝は200円以上ものギャップアップで始まったのでした。
先週末の、安いところで買った{仕込み買い}が成功したわけです。

にも関わらず!
保有銘柄の評価損益を見てみると、マイナスになっているのでした。

その理由は、先週末に仕込んだ銘柄が、決算発表銘柄だったから!のようでした・・。



②スイングトレード編~決算と株価の読み方~
■最近、波に乗っている業績の良い企業は、決算発表でも、高決算を発表する可能性が高いようです。

そのため、業績の良い企業(銘柄)の株価は、皆が高決算を期待し、決算発表日前から株を買いあがっていくため、決算が発表される前の時点では、かなり値上がってしまっていることも、少なくないようです。
時には、皆が「きっと、すごい高決算が発表されるに違いない!」と過剰に期待し株(銘柄)を買いすすめ、決算発表日前の時点で大幅高してしまう場合もあるようです。

例えば、好業績が続いているA社の決算発表日が5月12日だとすると。
4月中ごろから、皆が「きっとA社は、5月12日に、すごい高決算を発表するに違いない!」と過剰に期待し株(銘柄)を買いすすめるため、決算発表日前の5月11日には、
A社の株価は、とても値上がってしまった状態に、なる場合もあるようです。

すると、決算発表日前までに株価が上がりすぎたことで、よほどプラスのサプライズが含まれる決算発表でない限り、「材料出尽くし」により、予想通り、好決算であっても、株価は下がってしまうこともあるようです。

皆が「予想通りの好決算だった・・が、でももう、これ以上、買い上がっていく理由が今回の決算発表によりなくなったし、株価も短期間で上げすぎているように思える。だから、ここで一旦、利益確定をするために株を売ろう。」と、株を売り始めるため、たとえ予想通りの好決算であっても、株価が決算発表の翌日に下がってしまうのですね。


<決算発表での売買>に関しては、このようなことを考慮しなければならないのに・・金曜日の大引け前。
私は「C社は最近、とても業績が良いから、今日の3時すぎに発表される決算内容も良いだろうし、、、月曜日には大幅高になるハズだ!ふふふ(´⊆`*)ゞ(ここ最近、C社の株価が短期間で上げすぎていることが、ちょっと気になるけど・・)」と思い、仕込み買いを入れたのでした。

金曜日の大引け前は、その週での「上げすぎ」の反動や、「週末売り」や「決算持ち越し」を嫌った売りが入ったせいか?C社の株価は前日比で3%ほど下げていたのでした。
C社はここ最近、(高決算期待から)連日のように株価を上げ続けていたため、押し目が入る機会がほとんどなく、{前日比3%下げ}は、絶好の押し目買い機会のように思えたのでした。

それが・・
月曜日、日経平均株価は、先週末の金曜日に売られすぎた反動により、朝は200円以上ものギャップアップで始まり、その後も前日比200円以上の高値で力強く推移しているのに、、、多くの銘柄が、先週末比+3%、+5%と、大きく上げているのに・・・C社の株は、先週末比ー5%以上だったのでした。発表された決算内容は、{過去最高益}と予想通り、素晴らしい内容だったのに!


「あぁ、やってしまった。そうだった。決算発表銘柄の株価が、決算発表前の時点で既に上がりすぎている場合は、たとえ好決算が発表されようとも、決算発表により「材料出尽くし」となり、次の日は下げることが多いんだった。こんなに、多くの銘柄が、先週末比+3%、+5%と、大きく上げているのに・・よりによって私が買ったC社株はー5%以上、、、うぅ(TmT)ウゥゥ・・・」

先週末は、連休をまたいで株を持ち越すリスクを取りつつ、安いところで‘買い’に入れ、、、今日(月曜日)は運良く、大幅高であるのに、銘柄選択を間違えたせいでマイナスとなってしまっていることに、悲しみを感じつつ反省したのでした・・。



③デイトレード編~決算と株価の読み方~
■先週末の金曜日から持ち越したC社株を損ぎりし・・気をとりなおして。


月曜朝、D社株を買うことにしたのでした。
D社株は、先週末金曜の3時すぎに、好決算と上方修正を発表していたからでした。

あれだけの高決算と上方修正なのに、先週末比3%と、朝、少しの上げ幅にてD社株が寄り付いたの見て、私は「え?あれだけの高決算と上方修正だし・・日経平均株価は、先週末比200円以上プラスなんだし、、、もっと上げても良いよね?」と思い、D社株を買うことにしたのでした。

しかし、私が買った値段が、その日1番の高値であり、その後、株価はどんどん下げていったのでした。
日経平均株価は、力強く推移しており、多くの銘柄が、先週末比+3%、+5%と、大きく上げているにも関わらず・・。


「あぁ、またもや、やってしまった。今度は高値掴みだ。D社の高決算も上方修正も、既に株価に織り込まれていたんだ。」
日足を見てみると、ここ1ヶ月で、D社の株はグングンと値上がっていました。

つまり、株価は‘高決算’を先取りして、今まで上げていたのでした。
そのため、決算発表により「材料出尽くし」となり、利益確定売りに押され、株価は朝1が最も高く、その後はどんどん下げていったのでした。


「うぅ。<株価は期待と現実のギャップにより動く>を、ついつい忘れてしまったせいで・・」
泣く泣く、またもや損ぎりをしつつ、今回の失敗を忘れないように!と<株価は期待と現実のギャップにより動く>について、再確認を行ったのでした。



④決算と株価の動き方~決算と株価の読み方~
株の長期投資と短期投資の違いのとおり、短期的には、株価は{企業業績によって動く}というよりも、{投資家達の心理によって動く}という側面が強いのかもしれません。


~短期投資と長期投資の違い~
・短期的には、投資家たちの心理状態によって、株価は大きく上下する
・長期的には、企業の財務状況と株価は連動していく傾向にあるため


そして、投資家含め人は、期待と現実のギャップによって、喜んだり、悲しんだり、ショックを受けたり、するようです。

だからこそ。
期待していなかったのに良いことがあると、期待していなかっただけに私達は喜び、期待していたのに、期待以下のことしか起きなければ、私達は期待していただけに失望することになるようなのです。

株価に関しても。
誰も高決算を期待していなかった企業が、ある程度の決算を発表すると、期待していなかっただけに投資家達は喜び、その企業の株は、決算発表後から値上がっていくこともあるようです。

一方、皆が高決算を期待していた企業が、たとえ好決算であろうとも皆の期待以下の決算を発表した場合は、皆、期待していただけに失望し、その企業の株は、決算発表後から値下がっていくこともあるようです。


★期待と現実のギャップにより株価は動く★


「好決算が発表されたケース」と「悪い決算が発表されたケース」、ケースごとに、決算発表後の株価の動きを見てみます。


【高決算が発表されたケース】
■値下がる場合
~決算と株価の読み方~
→「好決算が発表されたケース」で値下がる場合は、皆の想定以下の決算が発表された場合のようです。
たとえば、皆が「K社は最近、波に乗っているし、決算は、売り上げ/経常利益ともに、前年比40%以上も、増加しているはずだ。」と予想していて、K社の株価も、決算前に上がっており・・
しかし実際に発表された決算は{売り上げ/経常利益ともに、前年比20%の増加}であれば、決算発表後に株価は、下がってしまう場合もあるようです。
かりに、皆の期待を裏ぎり赤字決算が発表された場合などは、大幅な値下がりを見せることもあるようです。


■値上がる場合~決算と株価の読み方~
→「好決算が発表されたケース」で値上がる場合は、皆の想定以上の好決算が発表された場合のようです。
たとえば、皆が「E社の決算は、売り上げ/経常利益ともに、前年比5%の増加程度だろう。」と予想していて、E社の株価も、決算前に上がっておらず・・しかし実際に発表された決算は{売り上げ/経常利益ともに、前年比30%の増加}であれば、決算発表後に株価は、上がっていくことになる場合が多いようです。

また、【(短期的には)期待と現実のギャップにより株価は動く】傾向にあるため、たとえ赤字決算であっても、その赤字幅が、皆の想定より縮小されていれば、赤字決算発表後に、株価が上がることもあるようです。
赤字決算が予想されている場合には、赤字決算を見込んで皆が株を売るため、決算発表前までに株価は大きく下がっていくケースが多いため、赤字幅が、皆の想定より縮小されていれば、売られすぎた反動もあり、赤字決算発表後に株価が上がることもあるのですね。


【悪い決算が発表されたケース】
■値下がる場合
~決算と株価の読み方~
→「悪い決算が発表されたケース」で値下がる場合は、皆の想定以上の悪い決算が発表された場合のようです。
悪い決算が発表されたから株価が下がるのではなく、皆の想定以上の悪い決算が発表されたから、株価は下がるのですね。
【(短期的には)期待と現実のギャップにより株価は動く】傾向にあるからでしょう。


■値上がる場合~決算と株価の読み方~
→「悪い決算が発表されたケース」で値上がる場合は、皆の想定よりマシな悪い決算が発表された場合のようです。

悪い決算が発表される予想は、前々から、ある程度はわかるため、株を保有している人たちは、決算発表前の数ヶ月前から悪い決算を見越して株を売り始めるため、株価は決算発表前までに下がり・・
しかし、皆の想定よりマシな悪い決算が発表された場合{悪材料出尽くし}となり、それまでに売られすぎた反動もあって、たとえ悪い決算が発表されても株価は上がる場合もあるのですね。



⑤まとめ~決算と株価の読み方~
■つまり、決算発表に絡む売買では、{発表される決算内容が、株価に織り込まれているかどうか?}を、見極める必要があるのかもしれません。

そして{発表される決算内容が、株価に織り込まれているかどうか?}を見極めるためには、{どんな決算が発表されるか?}ということと、{その決算内容は、株価に織り込まれているか?}の、2つのことを推測する必要がありそうです。

{どんな決算が発表されるか?}の予想に関しては、今までに出された過去の決算短信を読んだり、同業種の決算短信を読んだり・・が必要となりそうですし、{その決算内容は、株価に織り込まれているか?}に関しては、発表されるであろう決算内容の「市場予想」と「自分の予想」をもって、日足チャートや週足チャートを確認する作業が、必要となるのかもしれません。


その時の地合や、投資家達の心理を考慮しつつ、{決算内容が、織り込みずみかどうか?}を判断することは、難しさもあるようです。

だからこそ短期売買をしていて、自信がない場合は、決算発表前までに株を売ってしまっておくことも、良いのかもしれません。


今回は、決算発表に絡む売買の失敗談でした・・トホホ(TmT)ウゥゥ・・・


~決算と株価の読み方~
<writer 名無き仙人>





バス男「おぉ、相場の神よぉ・・・僕にS高銘柄を・・」

バス子「まだ言ってる。この前の人生を楽しむコツ(ゴルフ場にて/内なるスコア)はゴルフの神だったし・・。」

仙人「決算発表銘柄の取引は、注意した方が良さそうじゃのぉ。」







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