株の長期投資と短期投資の違い

■長期株式投資と中期・短期株式投資(デイトレード/スイングトレード)の違い/株価が折込済みとは?意味


株の長期投資と短期投資の違い


バス男「おかしいな~。A社は、業績も将来性も、とても素晴らしいのに、どうして株価は下がり続けるんだろう?」

バス子「ちょっとバス男さん。株式投資初心者のうちは、株式投資の勉強方法(自分の頭で考えて投資できるようになるために)にもあるとおり、貯金全額を費やしての売買は、控えた方が良いわよ。」

バス男「バス子ちゃ~ん。そんなこと言ったって・・」

バス子「もう。じゃあせめて、仙人に【株の長期投資と短期投資の違い】を、聞きにいってみたら?」

バス男「仙人様の【株の長期投資と短期投資の違い】かぁ・・・」







~「長期/短期投資の違い」と{折込済みの意味}~

1.株の長期投資と短期投資の違い

①短期株式投資の失敗談

■「またやってしまった。短期投資なのに、ファンダメンタルを重視して売買をしてしまった。」
ファンダメンタル(業績や将来性)が良好なA社の株を、私が買った直後。

日経平均株価が下がり始め・・日経平均株価の下落とともに、A社の株価も大きく下がっていったのでした。

慌てて損ぎりした後。
短期投資目的で売買を行っているのに、{ファンダメンタル(業績や将来性)が良好だから}という理由だけで、A社の株を買ってしまったことを反省したのでした。

A社の株は、日足上にて25日線を大きく乖離し、グングンと上昇を続けていました。
そこで、「でも、ファンダメンタル(業績や将来性)が良好だから、もっと上がるのでは?」と、25日線を大きく乖離した高値で、株を買ってしまったのでした。

・・長期的に見れば。
ファンダメンタル(業績や将来性)が良好なA社の株は、1~3年後には、私が買った高値を超えて、さらに上昇しているかもしれません。
地合さえ良ければ、高い確率で、1~3年後には、私が買った高値を超えて、さらに上昇していることでしょう。

なんたってA社は、ここ数年から直近の四半期まで、売り上げの伸びも、経常利益の伸びも、とても良好で、今後も海外展開により、{売り上げ/経常利益}ともに、すごい勢いで伸びていくことが、ほぼ確実視されているからです。

が、短期投資売買では、1~3年後のことではなく、当日~1週間のことを考えねばなりません。

にも関わらず。
長期投資と短期投資を頭の中で混合して売買をしてしまう!という失敗を、また、やってしまったのでした・・。



②株の長期投資と短期投資の違い
■株式投資では、ファンダメンタル(企業の財務や将来性)と、テクニカル(チャート)の、両方をチェックすることになるようです。

が、短期投資(スイングトレード/デイトレード)と長期投資では、わけて考える必要があるのかもしれません。
短期投資(スイングトレード/デイトレード)では、テクニカル(チャート)を、より重視し、長期投資では、ファンダメンタル(企業の財務や将来性)を、より重視する必要が、あるようなのです。

そして、とくに短期投資では{その企業の財務状況や将来性が良いか?}ではなく、{その企業の財務状況や将来性に対して、人々が抱いている期待感と、現在の株価では、どういった乖離があるか?}が重要になるのかもしれません。


~短期投資と長期投資の違い~
★短期投資
→人々が抱いている期待感と、現在の株価の乖離を見る
→短期的には、投資家たちの心理状態によって、株価は大きく上下するため。

★長期投資→企業の財務状況や将来性と、現在の株価の乖離を見る
→長期的には、企業の財務状況と株価は連動していく傾向にあるため。


一般的には、ファンダメンタル分析では、企業の財務や将来性をチェックする重要性が説かれているようです。
が、短期投資、長期投資、どちらにしろ、重要なのは{その企業の財務状況や将来性}というよりも、ソレらと【現在の株価の乖離】なのかもしれません。


例えば、長期投資の場合。
B社が、財務状況も将来性も素晴らしい企業(銘柄)だとした場合。
ファンダメンタル(企業の財務や将来性)を重視するならば、迷わず‘買い!’となりそうです。

しかし、です。
株価が既に、その素晴らしい{B社の財務状況と将来性}を先取りしており、今現在、既に1500円にもなっていれば、かりに今、1500円でB社の株を買って持ち続けていても、3年後、B社の株価は1500円のままかもしれません。
つまり、この場合は、3年後のB社の業績まで、既に株価が先取りしているわけですね。{折込ずみ}というわけです。

また、3年後の{B社の財務状況と将来性}的に、株価は1500円が妥当であるのに、今現在、期待感より買われすぎており、今の株価が2000円だとしたら。
今、「B社は、財務状況と将来性が素晴らしいから長期投資向きだ!」ということで、2000円でB社の株を買って、その後3年間、持ち続けるならば、3年後、B社の株価は1500円に下がっているかもしれません。
長期的には、株価は、財務状況を素直に反映するケースも多いようだからです。


つまり、長期投資だから!といって、財務状況と将来性が素晴らしい企業の銘柄を単純に買っていくのではなく、{現在の株価は、将来の業績を折込ずみかどうか?}を見て、長期投資を行う必要があるわけですね。
そのため【長期投資→企業の財務状況や将来性と、現在の株価の乖離を見る】ということも、必要となってくるのかもしれません。



そして、短期投資では【短期投資→人々が抱いている期待感と、現在の株価の乖離を見る】ということも、必要となってきそうです。どのような意味かと言うと・・

仮に現在の株価300円のC社が、財務状況も将来性も素晴らしい企業(銘柄)だとした場合。
ファンダメンタル(企業の財務や将来性)を重視するならば、迷わず‘買い!’と、判断してしまう場合もありそうです。

が、C社の財務状況や将来性に対して、人々が抱いている期待感が、実際のC社の実力より、異常に高ければ、C社の株価は暴落する可能性も、あるのかもしれません。

だからこそ、「ファンダメンタル(企業の財務)的には、C社は買いだ!」と、短期投資で買いに入った場合。
自分が買ったあたりから、運悪く、日経平均株価が下がり始め・・日経平均株価が下がれば、多くの銘柄の株価も連動して下げ始めるため、株式投資をしている人たちは、含み益が減るor含み損が増えることになります。
※通常、株式投資をしている人たちは、数銘柄~数十銘柄を保有しているため。

すると皆は、含み益が減るor含み損が増えたことで弱気になります。
日経平均株価の下落とともに、多くの銘柄の株価も連動して下げたことで、100万円だった含み益が60万円に下がったり、20万円だった含み損が50万円の含み損に増えれば、自分の資産が目減りしたことで、皆、弱気になるのですね。

すると、弱気になった心理状態にてC社のことを考えてみた場合。
「C社は、ファンダメンタル(企業の財務や将来性)は優秀だけど、それにしてもさすがに、現在の株価300円は、少し高すぎなんじゃないか?」とも思い始めてしまうこともあるようです。
そう思い始めると、「これ以上、資産を減らしたくない!」と思い、慌ててC社の株を売り始めることになるかもしれません。
すると売りが売りを呼び、C社の株価は暴落・・という場合も、ありそうです。

含み益が多かった頃や、含み損が少なかった時には、「C社は、ファンダメンタル(企業の財務)が優秀だから、300円でも安いよね」と思っていたのに!

それほど、日経平均株価の上下による、{含み益や含み益が減るor増える}は、投資家たちの心理状態に、大きな影響を与えているのかもしれません。

つまり、短期的には、人々の期待感や不安感によって株価が大きく動くため、【短期投資→人々が抱いている期待感と、現在の株価の乖離を見る】ということも、必要になってくるのですね。



③まとめ~株の長期投資と短期投資の違い~
■株式投資では、ファンダメンタル(企業の財務や将来性)と、テクニカル(チャート)の、両方をチェックすることになるため、ついつい、長期投資なのにテクニカル分析(チャート)を重視してしまったり、短期投資なのにファンダメンタル分析(企業の財務や将来性)を重視してしまったり・・と、してしまう場合もあるのかもしれません。


また、ファンダメンタル分析(企業の財務や将来性)において。
長期投資では、「B社は、財務状況と将来性が素晴らしいから、長期投資向きだ!」ということで、すぐに株を買ってしまい・・{現在の株価は、将来の業績を折込ずみかどうか?}をチェックするのを忘れてしまう場合もあるのかもしれません。

もし、現在の株価が、B社の{素晴らしい財務状況&将来性}を越えて買われすぎているならば、長期保有している間に、どんどんとB社の株価は下がっていくことになりそうです。
長期的には、企業の財務状況と株価は、連動していく傾向にあるようだからです。


短期投資では、{短期的には人々の期待感や不安感によって株価が大きく動く}ということを忘れ、{投資家たちの心理状態}よりも{企業の財務や将来性}を重視し売買を行い、失敗をしてしまう場合もあるのかもしれません。
短期的には、企業業績はそこまで良くなくても、投資家たちの期待感ばかりが先行し続け、株価は企業業績の2倍、3倍と・・たった1ヶ月そこらで、跳ね上がることもありますものね。

そのため短期売買では、企業業績を重視していると、「業績的に、株価はこんなに、上がるハズがない!」と思い、株価の高値圏で空売りを入れ、、、しかし、投資家たちの期待感はさらに膨らみ続け、株価は4倍5倍となっていき・・空売りのふみ上げが起こり、大損!ということもあるようです。

たった1ヶ月で、業績が2倍3倍となっていく企業は、なさそうですが、人々の、その企業に対する期待感は、1ヶ月で、3倍にも4倍にも、なることがあるわけですね。


~短期投資と長期投資の違い~
★短期投資
→人々が抱いている期待感と、現在の株価の乖離を見る
→短期的には、投資家たちの心理状態によって、株価は大きく上下するため。

★長期投資→企業の財務状況や将来性と、現在の株価の乖離を見る
→長期的には、企業の財務状況と株価は連動していく傾向にあるため。


私はついつい、長期投資と短期投資を、頭の中で混合して売買をしてしまう!という失敗をする癖があるため、その点は、気をつけていきたいと思っているところです。
ともに、株式投資を楽しみつつも、精進してまいりましょう。


~株の長期投資と短期投資の違い~
<writer 名無き仙人>





バス男「株の長期投資と短期投資の違いかぁ。」

バス子「投資期間で投資手法は変わるのね。」

仙人「株の長期投資でも、短期投資でも、コツコツと精進を続け、楽しみながら取り組んでいけると良いのぉ。」







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