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人格者とは意味/人間性を高める方法

■豊かな人間性とは?診断方法/人間性を向上したい/人格形成と年齢と人格者/人格者になるには/人間性の心理学


人格者とは意味/人間性を高める方法


バス男「ほ~。今週のTV番組は・・」

バス子「ちょっとバス男さん、昼間っから雑誌を読みつつ「今週のTV番組は・・」とか、言ってる場合じゃないでしょ。」

バス男「バス子ちゃ~ん。大丈夫だよ。僕ってほら、人格者だから。」

バス子「もうっ、バス男さんは仙人の【人格者とは意味/人間性を高める方法】の話、聞いていないの?」

バス男「仙人様の【人格者とは意味/人間性を高める方法】の話?」

バス子「うん。あのね、仙人が言うには・・」







~「Aさん/Bさん/爺さん」3人の事例~

1.人格者とは意味/人間性を高める方法

①Aさんと爺さんの事例

■あるところに、Aさんと、爺さんがいました。

Aさんは爺さんに言いました。「ねぇ、爺さん。今日は果物を食べに行こうよ!」

「ふむ、果物のぉ~」爺さんは言いました。「では、今の時期ならば桃山に桃を食べに行くかのぉ。」

「桃?良いね~。」Aさんは顔をほころばせて「じゃあ、さっそく桃山に行こうー」と言いました。


桃山についた2人は、桃を美味しく食べていました。
が、Aさんは桃を食べるのに飽きてきたフリをしつつ言いました。「ねぇ、爺さん。桃も良いけどバナナって美味しいよね。」

「ぅん?」爺さんは「なぜ、いきなりバナナ?」と思いながらも「うむ。」と答えました。

「バナナ山のバナナは、とっても美味しくてね・・」Aさんは力説を始めました。「バナナは食物繊維も豊富で健康にも良いし、甘くて美味しいのに低カロリーなんだよ。」

爺さんは少し困った顔をしながら「しかし、今時期はまだ、バナナは熟していないのでは・・」と言いました。

「いいや、そんなことはないよ!」Aさんは、鼻息荒く説得を続けます。「今年は例年になく気温も高いし、バナナも、もう熟しているハズだよ。」

Aさんは、自分がバナナ山に行きたいから!と、爺さんのことを巧みに誘導しようと、しているようでした。

爺さんは、「今時期はまだ、バナナは熟しておらぬじゃろうのぉ」と思いつつも「まぁ、Aさんはバナナ山に行きたいようじゃし、バナナ山の現状を見に行くついでに、行ってみれば良いかのぉ」と思い「うむ。では、バナナ山に行ってみるかのぉ」と笑顔で答えました。

「そうしよう!」Aさんはホクホク顔で、そう言いつつ内心「ふふふ。俺の話術の素晴らしさで爺さんの説得に成功したぜ!これで俺の好きなバナちゃんに、自然な形で会える!」と誇らしげに思っているようでした。


2人は、バナナ山に着きました。
バナナ山の受付には、なんと、Aさんが片思い中のバナちゃんがいるのでした。

好きな女性を前に、ドキドキしつつ受付をしているAさんの様子を、後ろから見ながら爺さんは「むむ、Aさんは、本当はバナナではなく、バナちゃんが目当てじゃったのでは?」とも思ったようでしたが、そのことには触れずに、笑顔で受付をすませバナナ山へと入っていきました。

バナナ山へと入っていくと。
まだ熟していない緑色のバナナ達が2人の視界に入ってきました。

2人は唖然として少し立ちすくんでいました。
しばらくの後、沈黙を破りAさんは言いました。「いや、案外、美味しいかもしれないから食べてみよう!」

爺さんは気乗りしない様子でしたが、「う、うーむ」笑顔になって「そうじゃのぉ。美味しいかもしれぬのぉ。」とAさんに笑顔で声をかけました。
「こんな熟していないバナナ、食べられるわけないよ!」と否定すれば、Aさんはムキになって反論し始め、喧嘩が始まってしまうことが予想されたからでしょうか。

まだ熟していない緑色のバナナを手に取り食べてみると、熟していないから当然ではありますが、美味しくなく・・「これでは、食べることは出来ぬのぉ」と爺さんは思ったようでした。

一方、Aさんは熟していないバナナを積極的に食べつつ「爺さん、なるべく黄色に近い緑色のバナナを探して食べてみてよ。美味しいから!」と鼻息荒く説得げに爺さんに迫りました。

Aさんは、なぜ、説得げに爺さんに迫ったのか?
その理由は、もし、ここでAさんが「正直、熟していないからバナナは美味しくないよね。」と言えば、Aさんは自分の「バナナも、もう熟しているハズだよ」という桃山での判断ミスを認めなければいけなくなるし、また「本当はただ、受付のバナちゃんに会いたかっただけ」という利己的な理由からバナナ山に来たことをも認めないといけなくなる・・そのため、意地でも、「バナナは美味しい」ということにしておきたいから、のようでした。


爺さんは「いや、しかし黄色に近い緑色のバナナと言えど、ほぼ緑色バナナで食べられたものではないが・・」と思ったようでしたが、「自分だけが正しいのではないのかもしれない」「人によって味覚も違うじゃろう」とも思い直し、

そして「ここで「しかし黄色に近い緑色のバナナと言えど、ほぼ緑色バナナで食べられたものではないぞ。Aさんは自分の判断ミスを素直に認めたらどうじゃ?」と反論すればAさんは、自己防衛本能から、もっとムキになって状況が悪化するだけじゃろうのぉ」とも思い、

「そうじゃのぉ~」と答えつつ、Aさんが熟していないバナナを食べるのに飽きてくるのを待っているようでした。


しばらくすると、熟していないバナナを積極的に食べていたAさんの{食べるペース}が鈍ってきました。
「頃合かのぉ」爺さんは思い「もう満腹じゃ。そろそろバナナ山を後にせぬか?」と笑顔でAさんに声をかけました。

Aさんは「そ、そうだな」と答え、2人はバナナ山を後にしました。

帰り道、Aさんは、爺さんから「Aさんのせいで、美味しい桃を食べる機会が減り、バナナ山で無駄な時間を過ごすことになった!責任とってよね!」と責められないことがわかり安心したからか?
ぼそっと呟きました。「バナナを食べるには、時期が、まだちょっと早かったかなぁ?」

Aさんも内心、自分の利己的都合で爺さんをバナナ山に付き合わせたことに罪悪感を感じていたのでしょうか?

爺さんは「ふ~む」ちょっと考えた後「そうじゃのぉ。まぁ、しかし、また今度、熟した頃に来れば良かろう。今日は美味しい桃を食べバナナ山の様子も見れて、楽しかったのぉ」と笑顔で答えました。

Aさんは、爺さんから責められずにすみホっと安心し「そうだね。まぁ、バナナはまた今度か。」と答えました。

2人は、その後「じゃあね」と別れ、別々に帰路に就きました。

Aさんは「ふふふ。今日はバナちゃんにも会えたし、自分の自己メリットを最大限達成できたから、良い日だったな。」と思いながら・・

爺さんは「美味しい桃を食べることができ、また、Aさんのお陰でバナナ山の様子も見ることができ、感謝・感謝じゃのぉ」と感謝しながら・・



②AさんとBさん~人格者とは意味/人間性を高める方法~
■Aさんが、爺さんと{桃山/バナナ山}に行ってから数日後。

Aさんは今度は、Bさんと果物を食べに行くことにしました。

AさんはBさんに言いました。「ねぇ、Bさん。今日は果物を食べに行こうよ!」

「果物か」Bさんは言いました。「じゃあ、今時期なら桃だな。」

「そうだよね。」Aさんは「じゃあ、さっそく桃山に行こう!」と言いました。


桃山についた2人は、桃を美味しく食べていました。
が、Aさんは桃を食べるのに飽きたフリをしつつ言いました。「桃も良いけどバナナって美味しいよね。ねぇ、Bさん。」

「ぅん?」Bさんは「な、なんだよ。どうしていきなりバナナの話なんだよ!?」と訝しげな表情でAさんに質問をしました。「なにか、裏があるのでは?」と疑い勘繰りながら・・

「ば、バナナ山のバナナは、とっても美味しくてね・・」Aさんは、疑われていることを察し、爺さんの時以上に力説を始めました。「バナナは食物繊維も豊富で健康にも良いし、甘くて美味しいのに低カロリーなんだよ。それにバナナには、整腸効果も期待できるんだから!」

Bさんは怪しみつつ「今時期はまだ、絶対にバナナは熟していないよ!なんだよ、なんでバナナなんだよ!?」とイライラしながら言いました。

「いいや、そんなことはないよ!」Aさんも、少しイライラしつつ説得を続けます。「今年は例年になく気温も高いし、バナナも、もう熟しているハズだよ。」

Aさんは、自分がバナナ山に行きたいから!と、Bさんのことを巧みに誘導しようと、しているようでした。
先日、爺さんとバナナ山に行った時に、まだバナナは熟していなかった事実については、隠しているようでした。

Bさんは、「まぁ、Aさんが、それほどまでに言うなら・・」と、しぶしぶ納得し「じゃあ、バナナ山に行ってみる?」と言いました。

「そうしよう!」Aさんはホクホク顔で、そう言いつつ内心「ふふふ。俺の話術の素晴らしさでBさんの説得に成功したぜ!これで俺の好きなバナちゃんに、またもや、自然な形で会える!」と誇らしげに思ったようでした。


2人は、バナナ山に着きました。
バナナ山の受付には、今日も、Aさんが片思い中のバナちゃんがいました。

好きな女性を前に、ドキドキしつつ受付をしているAさんの様子を、後ろから見ながらBさんは「あっ!Aさんは、本当はバナナではなく、バナちゃんが目当てだったのでは?」と勘繰りつつ、「であれば、私はAさんから上手いこと騙されたのでは?」とイライラしながら受付をすませバナナ山へと入っていきました。

バナナ山へと入っていった2人の視界に、まだ熟していない緑色のバナナ達が入ってきました。

2人は唖然として少し立ちすくんでいました。
すると沈黙を破りAさんは言いました。「いや、案外、美味しいかもしれないから食べてみよう!」

Bさんは、怒ってAさんに言い返しました。「美味しいわけないだろう?熟していないだぜ?あ~ぁ、Aさんのせいで、桃を食べる機会が奪われ、熟していないバナナ山に来ることになった。最悪!」

「なっ!」Bさんの発言を聞きAさんは、イライラしながら目の前にあった緑色のバナナを手に取り食べて「あー、美味しい。やっぱり、美味しいよ?」と言いつつBさんの方を怒った顔で見返しました。

「そんなわけないだろう!」Bさんも怒りながら、緑色のバナナを手に取り食べてみて・・「うわ、マズっ!こんなバナナ、食べられたものじゃないよ!最悪~」と食べかけたバナナを吐き出しました。

一方、Aさんは熟していないバナナを積極的に食べつつ「Bさん、なるべく黄色に近い緑色のバナナを探して食べてみてよ。美味しいから!」と鼻息荒く説得げにBさんに迫りました。

もし、ここでAさんが「正直、熟していないからバナナは美味しくないよね。」と言えば、Aさんは自分の「バナナも、もう熟しているハズだよ」という桃山での判断ミスを認めなければいけなくなるし、また「本当はただ、受付のバナちゃんに会いたかっただけ」という利己的な理由からバナナ山に来たことをも認めないといけなくなる・・そのため、意地でも、「バナナは美味しい」ということにしておきたいようでした。


BさんはイライラしつつAさんに言いました。「黄色に近い緑色のバナナと言えど、ほぼ緑色バナナで食べられたものではないよ。Aさんは自分の「バナナも、もう熟しているハズだよ」という桃山での判断ミスを素直に認めたらどう?それに・・」

Bさんは続けます。「それに、Aさんは本当はただ、受付のバナちゃんに会いたかっただけじゃないの?そんな利己的な目的のために、私まで、付き合わせるなんてAさんは最低だな。」

「そ、そんなことはないよ!」自分の魂胆を見透かされ、あからさまに指摘されたからか?怒りで顔を真っ赤にしながらAさんはムキになって「あ~、バナナは美味しい!」と熟していないバナナを食べ続けました。

「自分のミスや過ちを認めろよ!」Bさんも怒りで顔を真っ赤にしながらAさんに向かって言いました。「そして、私に謝りなさいよ。「ごめん、俺が間違っていました」と。」

Bさんの発言を無視し、Aさんはバナナを食べ続けます。

Bさんは言いました。「は~ぁ、Aさんのせいで、バナナ山で無駄な時間を過ごすことになった!責任とってよね!」

Aさんは、責められれば責められるほどに自己防衛本能からムキになっていき、「別に、私は間違っていないよ。」とBさんを睨みつけながら「ほら、バナナは美味しいし!」と熟していないバナナを我慢して食べ続けるのでした。


「もうっ!」Bさんは怒って「最悪!もう2度と、利己的で自分勝手なAさんとは関わりたくない!2度と連絡してこないでよね!」と言い放ち、1人でプンプンしながらバナナ山を後にしました。
Aさんは、Bさんの後姿に向かって「こっちこそ、Bさんとは2度と会いたくもないよ!」と苛立ちながら叫びました。

2人は、別々に帰路に就きました。

Aさんは「確かに、俺にも落ち度があったけど、あんなふうに言わなくても良いじゃないか!Bさんは最低な人だな。Bさんのせいで、嫌な1日だったよ」と苛立ちながら・・

BさんはBさんで「利己的で自分勝手で、自分の過ちをも認めようとしないAさんは最低な人だ。Aさんのせいで、今日1日が台無しだ。最悪!」とイライラしながら・・



~まとめ~
①人格者とは意味/人間性を高める方法|豊かな人間性とは/人格者になるには
爺さんは、人生で出会った素敵な人間性/人格者であった先輩方を、そしてAさん/Bさんは、私自身をモチーフに描かれている。

私は、上記のAさん/Bさんのような生き方をしていて、そのため良好な人間関係を築くことが出来ず、自分自身も、イライラすることの多いストレス多き人生を生きることになってしまっているよう思われた。トホホ・・。

自己改善による{もっと幸せな人生}のために、【Aさん/Bさん/爺さん】を分析してみる。


Aさんの特徴。

★自分の目的達成・・バナちゃんに会いたい!のために、「バナナも、もう熟しているハズだよ」と嘘をつき、「バナナは食物繊維も豊富で健康にも良いし、甘くて美味しいのに低カロリーなんだよ」などと説得/誘導で他人を巧みに操ろうとする。
→短期的には、嘘をつき相手を巧みに誘導することで、目先の目的を達成することが{お得/要領が良い}のかもしれない。

しかし、目先の目的達成のために「嘘をつく」や「相手を巧みにコントロールしようと試みる」をしていると、長期的には他者から「Aさんは、また嘘をついているのでは?Aさんは、またコチラのことを誘導しようとしているのでは?」と不信感をもたれることになり、嫌われてしまうことに繋がるのかもしれない。
関連自分に正直に生きる意味(正直の影響力と正直に生きるコツ)
人に好かれる人と嫌われる人の特徴(他人を巧みにコントロールするのは不誠実)


★自分の目的達成・・バナちゃんに会いたい!のために、巧みに他人を利用する。
→「1人では、バナナ山に行きづらいから」と、他人を上手いこと騙し利用することで、バナナ山に行くなど、他人(爺さんやBさん)を自己利益のために利用していると。

長期的には「またAさんは、自己利益のために、コチラのことを利用しようとしているのではないか?」と周りの皆から不信感をもたれることになり、嫌われてしまうことにも繋がる場合があるのかもしれない。
関連他人を利用する人の心理と結末(自己防衛本能より危険な人間と見なされる)


★自分の過ちを認めない。
→自分のミス/過ちのせいで、まだ熟していないバナナ山に行くことになったのに、「ごめん。俺のミスのせいで・・」と素直に謝ることをしなければ。

周りの人達からは「Aさんは、自分の過ちを素直に認めることもしないし、コチラに謝ることもしない。嫌になるな」と思われ、嫌われてしまうことにも繋がる場合があるのかもしれない。
関連謝る謝罪の言葉/謝り方(自分自身は誤魔化せない/本当の意味で反省する影響力)


★自己メリットのみ
→Aさんは爺さんと{桃山/バナナ山}に行った後「ふふふ。今日はバナちゃんにも会えたし、自分の自己メリットを最大限達成できたから、良い日だったな。」と考えていた。

そこには「一緒にバナナ山に行ってくれた爺さんに感謝だね」などの感謝の気持ちもなく、ただ、「今日1日、自分が得したかどうか?」だけがある。

我欲/利己心を満たすためだけに生きている場合、長期的には、Aさん自身が、そのことで苦しむことにもなってしまう場合もあるのかもしれない。詳細は人生の目的と欲の関係/生きる意味とは(2種類の欲{我欲と貢献欲})にて。


②人格者とは意味/人間性を高める方法|豊かな人間性とは/人格者になるには

Bさんの特徴。

★勘繰る
→Bさんは、Aさんに対して「なにか、裏があるのでは?」や「あっ!Aさんは、本当はバナナではなく、バナちゃんが目当てだったのでは?であれば、私はAさんから上手いこと騙されたのでは?」などと疑い勘繰っていた。

【(悪い方向へと)疑い勘繰る】は、相手を信用しない信頼しないことにも繋がるため、【疑い勘繰る】ばかりしていると、相手から「な、なんだよー!毎回、毎回、Bさんは疑い勘繰ってきて・・嫌になるよね!」と嫌われてしまう場合もあるのかもしれない。


★相手を責める
→BさんはAさんのことを「Aさんは自分の「バナナも、もう熟しているハズだよ」という桃山での判断ミスを素直に認めたらどう?」「Aさんは本当はただ、受付のバナちゃんに会いたかっただけじゃないの?」と責めた。

たとえ、相手に非があるにせよ、相手を正論で責めれば、相手は自己防衛本能からムキになって、益々、自分の過ちを素直に認めることが出来ない状況に追いやられていくために「いいや、私は間違っていない。私は悪くない!」と相手は言いはじめ・・状況が改善されにくくなってしまう場合もあるのかもしれない。


★責任転嫁
→Bさんは「Aさんのせいで、今日1日が台無しだ。最悪!」とイライラしながら家路に就くことになった。
確かに、悪いはAさんかもしれない。

しかし「2人で創りだした1日だ。もしかしたら、私にも、改善すべきところがあるのかもしれない。」と責任転嫁することなく自己改善に努めるならば、もっと{友好的な接し方/人間関係がスムーズになる接し方}が、自分なりにわかってきて、そのことで他者はもちろん、自分自身も救われることになり、人生がもっと素敵で幸せなものへとなっていくのかもしれない。


③人格者とは意味/人間性を高める方法|豊かな人間性とは/人格者になるには

爺さんの特徴。

★win-winの考え方
→爺さんは、「今時期はまだ、バナナは熟しておらぬじゃろうのぉ」と思いつつも、Aさんもwinできて、自分もwin出来るwin-winの道を探ることにし、「まぁ、Aさんはバナナ山に行きたいようじゃし、バナナ山の現状を見に行くついでに、行ってみれば良いかのぉ」と思い「うむ。では、バナナ山に行ってみるかのぉ」と笑顔で答えた。

人生の成功法則(win-winの関係【愛するー愛される関係】を構築するコツ) に詳細はあるとおり。
長期にわたる良好な人間関係を築いていくためには、「相手の犠牲のもと自分だけが得するwin(自分)-lose(相手)」でもなく「自分の犠牲のもと相手だけが得するlose(自分)-win(相手)」でもなく、互いに満足できるwin-winの考え方が重要となるのかもしれない。


★寛容
→爺さんは、「むむ、Aさんは、本当はバナナではなく、バナちゃんが目当てじゃったのでは?」とも思ったが、それ以上は勘繰ることなく、「まぁ、人には誰でも、そういった部分があるわのぉ」と寛容な態度でいた。

もし「Aさんは本当はただ、受付のバナちゃんに会いたかっただけじゃないの?」とAさんを責めていれば、その日1日は、Aさんと喧嘩することになりイライラする嫌な1日となったかもしれない。
寛容さをも持ち合わせていると、他者はもちろん、そのことで自分自身も救われることになるのかもしれない。


★自分だけが正しい?
→爺さんは「いや、しかし黄色に近い緑色のバナナと言えど、ほぼ緑色バナナで食べられたものではないが・・」と思ったが、「自分だけが正しいのではないのかもしれない」「人によって味覚も違うじゃろう」とも思いなおした。

爺さん1個人の感覚からすれば「この熟していないバナナは、どう考えても、美味しくないよね」であったが、それでも「自分(の味覚)だけが正しいのではないのかもしれない。相手も、正しいのかもしれない。」と謙虚に捉えた。

常識と非常識/正しいまともな人とは?意味(相対性と自分の意見と他人の意見)に詳細はあるとおり。
「自分だけが正しいのではないのかもしれない。相手も、正しいのかもしれない。」という謙虚さが、人との人間関係をスムーズにし、人との対立を減らし、人との良好な人間関係作りに役立つものなのかもしれない。

「どう考えても、私が正しいだろう?相手は間違っているよね?」と感じられる場合であっても実際に、自分だけが正しいのではなく、相手も、正しいのかもしれないから。


★人を責めない
→爺さんは「Aさんのせいで、今日1日が台無しだ。最悪!」とAさんのことを責めなかった。
そのためAさんは、自分を弁護する必要がなくなり、素直に謙虚に「バナナを食べるには、時期が、まだちょっと早かったかなぁ?」と自身の誤りを認めることが出来るようになった。

人は、相手から責められない安心感があれば、自分で自分の過ちを認め、反省することもできるからであろうか。

また、爺さんは「バナナ山に行ったのも、そもそもAさんと一緒にいるのも、自己責任なのだから。」と自己責任と捉えるがために、Aさんのことを責めなかったのかもしれない。
関連依存→自立→相互依存への道(人格/人間性における、各ステップ)


★感謝
→爺さんは「美味しい桃を食べることができ、また、Aさんのお陰でバナナ山の様子も見ることができ、感謝・感謝じゃのぉ」と感謝しながら家へと帰った。

人は「理解されたい」「認められたい」「愛されたい」という欲求とともに、「感謝されたい」という欲求も、もっている。

そのため、相手に対する感謝の心をもつよう努めることは、人とのコミュニケーション/人間関係において、大切なことでもあるのかもしれない。

また、そう感謝するよう努めることで、自分自身もストレスが減り、人生に好循環が発生しやすくなるのかもしれない。
関連感謝の言葉/名言(【悪循環に落ち込む】→【好循環を作り出す】)


④人格者とは意味/人間性を高める方法|豊かな人間性とは/人格者になるには
→Aさんは、爺さんやBさんに対して、嘘をつき巧みに誘導しようとするのではなく・・
「俺、バナナ山の受付のバナちゃんのことが好きだから、バナちゃんに会いたいんだ。もし良かったら、一緒にバナナ山へと付き合ってくれないかな?」と正直に誠実に言った方が、信頼されることになり、また嫌われることにもならかったのかもしれない。

バナナ山の受付のバナちゃんに、会いに行くこと自体が悪いのではない。
嘘をつき騙し、{爺さん/Bさん}を巧みに誘導しようとすることで、バナナ山の受付のバナちゃんに会いに行こうとしたところが良くなかったのかもしれない。

長期的には、目先の自己メリットよりも{正直さ/誠実さ}の方が重要であるからだろうか。
マザー・テレサは言われた。「あなたの正直さと誠実さとが、あなたを傷つけるでしょう。気にすることなく正直で誠実であり続けなさい。」


⑤人格者とは意味/人間性を高める方法|豊かな人間性とは/人格者になるには
→人間性や人格の成熟度が、原理原則と関係があるならば。

破滅的な原則{今さえ良ければ良いんだ/自分さえ良ければ良いんだ/金さえ手に入れば良いんだ}から脱却し・・

繁栄的な原則{正直/誠実/感謝/奉仕/謙虚/良心/他者の幸せを願う心}を自身に内面化させるよう努めることが、人間性や人格を高める1手段/1方法とも、なりうるのかもしれない。


⑥人格者とは意味/人間性を高める方法|豊かな人間性とは/人格者になるには
良い言葉で感動/感謝の人生を生きる方法(人間は言葉によって形成される想念によって創られる)に詳細はあるとおり。
人間は言葉によって形成される想念によって創られる。

言い換えると、人の人間性/人格は、{用いる言葉の種類/抱く想念の種類}によって創られることになるのかもしれない。

繁栄原則的な言葉・・{正直/誠実/感謝/奉仕/謙虚/良心/他者の幸せを願う心}を使うならば{繁栄する想念}を抱くことになり、{繁栄する想念}を抱くから{繁栄する人間性/人格}となり、{繁栄する人間性/人格}となるから{繁栄する人生}を経験することにもなるのかもしれない。


~人格者とは意味/人間性を高める方法|豊かな人間性とは/人格者になるには~
<writer 名無き仙人>


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バス男「人格者とは意味/人間性を高める方法かぁ~。」

バス子「いろいろな考え方がありそうねぇ。」

仙人「繁栄的な原則{正直/誠実/感謝/奉仕/謙虚/良心/他者の幸せを願う心}を大切にしつつ、楽しい幸せな人生を生きていけると良いのぉ。」







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