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高値更新銘柄の売買手法

■直近高値更新銘柄の株式投資売買手法初心者編/チャートの買いサインと騙し/デイトレ/スイングトレード/短期投資


高値更新銘柄の売買手法


バス男「もう!まただ。高値を更新したから買ったのに、買った後から下げた。僕はチャートの買いサインどおりに買っているのに、いつもチャートの‘騙し’のせいで損することになる。」

バス子「高値更新銘柄の買い方についてなら、仙人に【高値更新銘柄の売買手法】を聞けば良いじゃない。」

バス男「仙人様の【高値更新銘柄の売買手法】かぁ。」







~失敗談と秘訣!高値更新銘柄の売買手法~

1.高値更新銘柄の売買手法

①失敗談

■「あ~、どうしよう?買おうかな?」

あの日は。
とある重要イベントを無事通過したことで、日経平均株価が前日比200円以上と、朝から高く寄り付いたのでした。
そして日経平均株価は、10時くらいまでは利益確定売りに押され少し下げたものの、その後は力強さを取り戻し、前日比200円以上をキープしつつ安定して推移していたのでした。

そのような地合の中。
私は、直近の高値である600円超えを、目前に控え停滞していたA社株(銘柄A)に注目していたのでした。
銘柄Aは、期待されていた銘柄でもあり、直近の高値である600円を超えれば、その後に大幅な上昇もありうるように、思えていたからでした。

が、直近の高値は、超えるまでは上値の抵抗線ともなるようで・・、なかなか、節目でもある直近の高値600円を超えてきません。


とある重要イベントを無事通過したことで、日経平均株価は前日比200円以上と高いこともあり、多くの銘柄が大幅に上昇しており・・私自身も、相場の雰囲気に呑まれ、楽観的になっており、また同時に、「この上昇に乗り遅れると、儲け損なってしまう!」という焦りも、感じていたようで・・

「日経平均株価は後場も強そうだな。だからこそ銘柄Aは、後場にギャップアップで寄り付き高値更新をし、その後、急騰するのでは?そうなれば乗り遅れてしまい、儲け損なってしまう・・。」と考えたのでした。

今、冷静になって振返ると、なんの根拠もない、そういった「値上がるのでは?」という期待感と、「値上がるのであれば買っておかないと儲け損なう!」という焦り感に突き動かされ・・私は前場の引け前に慌てて、直近高値である600円の板に買い注文を出し、銘柄Aを600円で購入したのでした。



②高値更新銘柄の買い方~失敗談と秘訣!高値更新銘柄の売買手法~
■直近高値更新は、チャート上の{買いサイン}の1つとされているようでした。

その理由は?というと。
株価が最近、高値をつけて、その後に下げた・・ということは、最近、直近高値で株を買い、その後の株価下落によって含み損を抱えている投資家達がいることを意味し、

そのような直近高値で株を買い含み損を抱えることになっている投資家達は「あぁ。高値買いをしてしまった。株価が、買値まで戻ってきたら売ろう!」という心理状態でもあるため、

だからこそ株価が直近の高値を超えるまでは、その高値付近で買い、含み損を抱えることになっている投資家達の「売り」がたくさん出てくるため、直近高値が上値の抵抗線ともなるようなのです。

しかし一旦、その高値を超えると、最近、その銘柄を買った人達は皆、含み益となるわけで、だからこそ焦ってまで売らなくなるようなのです。

すると、直近高値更新後に株を売るのは{「これは、上げすぎだろう!?」と思い空売りをする人}と、{「もう目標株価までいったから売ろう!」もしくは「上げすぎてて恐いな。急落する前に売ってしまおう!」で利益確定売りをする人}だけとなるため、売り勢力が弱くなり、勢いにのると需要(買いたい人)と供給(売りたい人)のバランスが崩れ、急騰することもあるようなのです。
また、直近高値更新後に急騰する理由には、上値の抵抗線である直近の高値にて空売りをしていた人達の、損ギリによる買戻しも関係していたりもするようです。

そして、直近の高値を上抜けると、今度はその、直近の高値が(一旦の)下値抵抗線に変わるため、買いやすく・・だからこそ、直近高値更新は、チャート上の{買いサイン}の1つとされているようでした。


その、直近高値更新を見込んで、前場の引け前に600円で、銘柄Aを購入したのですが・・・



③高値更新銘柄取引の注意点~失敗談と秘訣!高値更新銘柄の売買手法~
■「うぅ。駄目だ。600円以上で寄り付いていない・・。」
後場、銘柄Aは、私の‘期待’に反して、直近高値である600円以下の、518円で寄り付いたのでした。

{日経平均株価は後場も強そうだな。だからこそ銘柄Aは、後場にギャップアップで寄り付き高値更新をし、その後、急騰するのでは?}という自分の予想や期待が、外れてしまったわけです。

にも関わらず!
私は、「まあ、でも日経平均株価は、長期的には上がるだろうし、日経平均株価の上昇に伴い、銘柄Aも上昇していくよ。」と、自分の‘期待’や予想が外れたことに対して言い訳をし、損ぎりせずに保有を続けたのでした。

今、冷静になって振返ると、なんの根拠もない、そういった「今後は時間がかかるかもしれないが値上がるのでは?」という楽観と、「損ギリしたくない!」という感情に突き動かされ・・私は、自分の‘期待’や予想が外れたのに言い訳をして、損ぎりせずに保有を続けたのでした。


‘期待「直近高値を超えさえすれば上がる(ハズだ!)」’だけで購入するのは愚かであるのに、さらに、その期待がハズれたのに言い訳をして損ギリをしない・・。

本来ならば。
直近高値を超えない場合は、上値の抵抗線でもある高値目前でもみ合い続けることも多く、、、もみ合い期間に、‘期待’だけで保有し続けることは短期投資では資金効率の悪いことであるため、直近高値を更新したのを確認してから買うべきなのかもしれません。

また、‘期待’や予想が外れたのであれば、素直に自分の間違いを認め損ギリすべきなのかもしれません。

それなのに、そういった正攻法とは反した売買を、行ってしまったのでした。


そしてその後、日経平均株価は下落していき・・軟調な日経平均株価につられるかのように、銘柄Aも下落していき、、、損ぎりが遅れたせいで、損失が膨らんでしまったのでした。


「うぅ。高値更新銘柄の売買手法を間違えてしまった。以前も、失敗したのに・・」
泣く泣く、遅れて損ぎりをしつつ、以前の失敗を思い出していたのでした。



④決算発表銘柄と高値更新~失敗談と秘訣!高値更新銘柄の売買手法~
■あれは、決算発表時期でした。
私は、直近高値更新を目前に控えたB社株(銘柄B)と、同じく直近高値更新を控えたC社株(銘柄C)に注目していたのでした。

そして前日の大引け後、B社とC社、ともに良好な内容の決算を発表したのでした。
決算内容が良かったため、銘柄Bも銘柄Cも、朝は、ともに直近の高値を更新して寄り付くことが推測され、銘柄B及び銘柄Cの購入を、検討していたのでした。

当日の朝。
銘柄Bは、直近の高値を超えて寄り付いたのでした。
一方、銘柄Cは、前日より高く寄り付いたものの、直近の高値は超えずに寄り付いたのでした。

銘柄Bも銘柄Cも、好決算発表により前日より高く寄り付き、9時~9時3分ほどまでは、ともに寄り付き後からも上昇しており・・そのタイミングで、私は銘柄B及び銘柄Cを買ったのでした。

そして、直近の高値を超えて寄り付いた銘柄Bは、その後も「売り」はあまりでくることなく、グングンと上昇していったのでした。

が、直近の高値は超えずに寄り付いた銘柄Cは、最近、直近高値で株を買い、その後の株価下落によって含み損を抱えていた投資家達の売りが、どんどんと出てきて・・売り勢力に押され、株価が値下がりし始めたのでした。

私は、「あれだけの好決算だったのに、下がるのはおかしい!せっかくC社株(銘柄C)に注目していたのだから利益を出したい!」と思い、目の前の株価の下落を受け入れることができず、損ギリが遅れ・・銘柄Bで得た利益以上の損を、被ることになってしまったのでした。


<高値を更新するか?しないか?>
高値を更新すれば、株価は上がりやすく、更新することが出来なければ、高値が上値の抵抗線となり、抵抗線に負ける形で株価が下がっていくこともある・・。

そのことを、以前学んでいたにも関わらず、また同じ失敗をしてしまったのでした (´Д`|||) ドヨーン



⑤高値更新銘柄で利益をだすコツ~失敗談と秘訣!高値更新銘柄の売買手法~
■チャート上の{買いサイン}の1つである直近高値更新での売買を行う場合。

気になるのが、「直近の高値を更新して上げ幅を拡大していくかどうか?」ということにも、なりそうです。

チャートの{買いサイン}には騙しも出るため、直近高値を更新したから買ったのに、直近の高値を更新した後、あまり上昇せず、その後、再度株価が直近高値を割って下落していき損ギリ・・となることも、あるようです。

これらに関するポイントの1つは、<地合>となるのかもしれません。
チャート上の{買いサイン}のとおりに売買し、その後、株価が上昇していくのは、地合が良い時である場合が、多いようです。
一方、チャート上に{買いサイン}が出現したから買ったのに、株価が下がり、結果的にチャート上の{買いサイン}が騙しになってしまうのは、地合が悪い時である場合が、多いのかもしれません。

言い換えると。
日経平均株価が力強く上昇していく最中に出現したチャート上の{買いサイン}は、信頼度が高いのかもしれません。
なぜなら、日経平均株価が力強く上昇していく最中では、皆が楽観&強気になるため、積極的に株を買う人が増え、チャート上に{買いサイン}が出た銘柄も、どんどん買われていき、結果的に値上がりする・・ということもあるようだからです。

一方、日経平均株価が下落していく最中に出現したチャート上の{買いサイン(特に直近高値更新などの順張り系}は、信頼度が高くはないのかもしれません。
なぜなら、日経平均株価が下落していく最中では、皆が弱気になるため、積極的に株を買う投資家は少なく、むしろ売ろうとし、、、チャート上に{買いサイン}が出た銘柄も、{買いが続かないor売られてしまう}場合もあり、結果的に{あまり上がらない/値下がりする}・・ということもあるようだからです。


私は、「直近高値更新だったから買ったのに、買った後に高値を割って値下がり、結果的に損した。チャートの騙しだったのか。運が悪いな。」と思っていました。
しかし、悪いのは運ではなく地合だったのかもしれません。

また、「チャートの買いサインどおりに買って、買った後に急騰した!運がいい!」と思っていたのですが、良いのは運ではなく地合だったのかもしれません。


だからこそ。
チャート上の{買いサイン}を頼りに売買する場合でも、<地合>をチェックする必要があり・・

<地合>と言っても、それは買う瞬間の地合だけではなく、買った後の地合のことまで、考える必要も、あるのかもしれません。

自分がチャート上の{買いサイン}を頼りに買った後、日経平均株価が下がり始めれば、自分が買った銘柄の株価も、つられて下がる・・・もしくは上昇しない、、、ということも、あるのかもしれません。

そのため、チャート上の{買いサイン}を頼りに売買する場合でも、後場、そして明日、明後日、来週、来月・・の、日経平均株価の強さも考慮して、売買するのも良いのかもしれません。

すなわち。
後場、そして明日、明後日、来週、来月・・と、日経平均株価が強く推移しそうであれば、チャート上の{買いサイン}の信頼度も高くなるため、チャート上に{買いサイン}が出現した銘柄の売買を行い、今後、日経平均株価が下落していきそうであれば、たとえ今、チャート上に{買いサイン}が現われていても、「騙しになるかもしれない」と疑ってかかる。

そういった<今後の地合のことまで考える>も、必要となってくるのかもしれません。

チャート上の{買いサイン}が上手く機能するか?騙しとなるか?は、失敗すること(騙しとなること)も含まれる確率の問題とも、なるのかもしれませんが、「絶対に100%勝ち続ける方法」は存在せず、だからこそ確率の高い売買をしていくしかない側面もあるため、少しでも{チャート上の{買いサイン}が上手く機能する}という確率を高めるために、買った後からの地合も考慮して売買するのも悪くはなさそうです。



~まとめ 失敗談と秘訣!高値更新銘柄の売買手法~
①「直近高値を更新するのでは?」という期待感と、「更新するのであれば買っておかないと儲け損なう」という焦り感に突き動かされ、焦って買わない。高値を更新したのを確認してから買う。

②予想や期待が外れた時点で、間違いを素直に認め、損ぎりをする。自分の考え(予想や期待)ではなく、目の前の株価がいつも正しい。

③チャート上の{買いサイン}を頼りに売買する場合でも、買った後の<地合>のことまで考えてから、「買うor今回は買わない」の判断を行う。


~失敗談と秘訣!高値更新銘柄の売買手法~
<writer 名無き仙人>


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バス男「なるほど。チャートには、‘騙し’が多いから、気をつけなければならないんだな。」

バス子「そうかもしれないわね。」

仙人「株式投資を楽しみながら、株式投資に関する{知識/経験/スキル}をコツコツと学んでいけると良いのぉ。」







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